”ヤル気”
という気持ちが発動しないのは、自分だけのせいではない。
「ヤル気がないのではないか?アイツ」
なんていう思いをアイツに抱くとき、それはアイツがいる環境がそうさせている場合がある。
だけれどアイツには外的要因を吐露する事なんて許されない。
「自分自身の問題だろうがッ!」
とドヤされるのを解かっているから。
バカは語る。
ヤル気を引き出そうとする講釈を。
ヌルヌルのスライムみたいなものを引き出そうとする講釈を。
奥深い中身を盛り立てようとするクサレ言葉より、見え易い外側の、環境と呼ばれる場所を変える汗の方が解かり易くないか?
バケツの隙間からその汗が見えたとき、奥深いアイツの中身にジュンって沁みるんじゃないか?
それを解かっていないから、ヤル気を奪う事を平気でしてしまうのだ。
ポンッ!