2012-01-01から1年間の記事一覧
「○○してもOK!」 が、ボーダーラインだという事を忘れ、当たり前のようにボーダーライン上で仕事をこなす。 例えば『あらかじめ作っておいて、来店されたら温め直して提供する』ような事は、オーダー集中によってお店の運営に支障が生じるか否かのギリギリ…
「はい、そしたらみんなで声を掛け合って、3名のグループになって下さーい!」 子供の頃からそういう状況が苦手だった。 「俺と同じグループにならないか?イエイ?」 死んでもそんな事は言えない。 ルフィが羨ましい。 言えないからモジモジし、「誰か誘っ…
お世話になっている業者さんとの会食の席で、 「○○店の店長はイイですねぇー!」 という言葉を頂戴した。 本来なら「でしょ?イイでしょ?」とニコニコしておけばいいモノを、僕と、同席していた僕の仲間達は声を揃えて 「えー!?ホンマに?!」 と声を揃え…
やたらと説明が長い店がある。 席についた瞬間から演説が始まり、もう何度もその演説をしているものだから、やたらと早口で、コチラが口を挟む間さえ与えない。 「天丼が食べたい・・・」 とあらかじめ決めて入ったのに、天丼が食べたかっただけなのに、日替…
中間バッシングという仕事は、ついでにする仕事だと僕は思う。 人の会話を突然さえぎり、 「空いているお皿をお下げしておきますね♪」 なんて笑顔で言われたとしても、それが目的である限り、お客様の為ではなくお店の都合の押しつけでしかない。 ”中間サー…
『宴会売上を50万円上げる』 というような、相手に委ねないといけないような目標が達成される事は少ない。 『名刺を一日50枚配る』 なら、自分次第でどうにでもなる。 そしてそれが繋がる。 自分次第でどうにかなる事。 それを始める事が、一番の近道。
5点満点中4点の評価を得て、 「レシピ通り作ってるのに4点だった」 という感想に僕は驚き、 「まだそこか…」 と落胆する。 マダソコの連中に、優しい僕は、優しく何度も教えてあげる。 そもそもレシピは4点を取る為のツールである。 4点を取る為のツールに従…
何かを販売するという行為は本来、相手の情報を得る事から始まるはずなのに、相手の事を何も知らなくてもある程度売れてしまうものだから、もうそんな基本的な事すら忘れてしまって、いざ『売ろう!』って言う時に、売り方の話しばかりをする。 『相手がどん…
「外食に行って、いいなぁと思った接客は?」 たったそれだけ、たった一つのその質問から始めるだけで、スタートラインが大きく変わる。 テーブル番号を暗記させ、「いらっしゃいませ!」と言えといい、商品の運び方を教える。 たった一つの質問をすっ飛ばし…
売上を上げるために行うハズの取組みが、お客様にとって迷惑であった場合、それはいったい何のためしている事なのだろうか? 例えばお客様アンケート。 顧客情報を集め、販促活動に役立てたり、満足度向上の参考にする。 まぁそれはいい(あまり好きじゃない…
『外食が手本になっている みんな、自信を持とう!』 今から5年前の、某飲食専門雑誌に掲載されていた記事のタイトル。 「外食に学べ!」 という掛け声の下、大手ガソリンスタンドが必死になって飲食店に視察に回り、サービス力の向上に取り組んでいるという…
「いらっしゃいませ!」と玄関でお出迎え、 部屋の入口にはメッセージボード、 予定を終え、部屋を出ると、来た時と別のメッセージボードが用意され、 玄関には、来た時よりも大勢の方が並んでご挨拶。 とある飲食品加工メーカーを訪問した時の事。 一方、サ…
サービス業において、不利な容姿というものがいくつか存在する。 その一つが、 『背が高い』 という事だと僕は思っいる。 人は見下ろされるのが嫌いだ。 プライドが高ければ高いほど、見下ろされるのが嫌いだ。 見下ろされたことの無い背の高い人は、いつも…
落ち着いた雰囲気で、アッと驚くようなデザートがあるカフェ。 そんなお店のスタッフが、カップの飲み口を平気で掴んでアイスコーヒーを提供する。 それだけでもうゲンナリする。 それとは逆に、 元気な声、爽やかな笑顔で接客するスタッフがいるお店。 そん…
「輪っかが出来る位で大騒ぎしやがって!」程度に思っていた金環日食だが、 「うぉーッ!見えた見えたッ!輪っかになってるぅーッ!!」 と当日の朝に誰よりも騒いでいた僕。 そう言えば獅子座流星群の時も、ロシアの人工衛星が燃えながら落ちてくる時も、ず…
暇な時間帯のコンビニ。 レジで何らかの販促物を作成中のオバちゃん。 誰もいない隣のレジからオバちゃんを見つめ、 「すいませーん!タバコ下さい!」 と声をかけた。 「チョッと待ってねーッ!」 ワテイマイソガシイネンという表情を一瞬つくりながらセロ…
少し事情があってブログ更新を休止していたら、ホントにたくさんの方々から再開希望の声を頂きました。 ありがとう! おかげさまで”少しの事情”も落ち着き、今日からまた、色んなファンタジーマインドを書いていこうと思います。 ではでは早速… 重さは価値だ…
その場所にいた事を誇りに思うような場所にしないといけない。 その場所で過ごした時間を、かけがえのない時間だったと思えるような、そんな場所にしないといけない。 点と点とがつながるような行動の積み重ねを忘れてはいけない。 ともに「ありがとう」と言…
『手段が目的化する事』で、取り返しようの無い印象を与えてしまう事がある。 娘の誕生日に奥様が買ったロールケーキ。 チョコプレートは別売りで\500。 さぁー!食べよう!と箱を開けると、箱の形にムリヤリ合わせて無造作にカットされたプレートが乗っかっ…
そこに椅子がある。 当たり前のようにそこに座る。 そこに鉛筆がある。 当たり前のように握る。 そこにスイッチがある。 当たり前のようにそれを押す。 なぜ僕達は、当たり前のように椅子に座ったり、鉛筆を握ったり、スイッチを押したりするのか? 僕達は促…
校正をする時、 「文字を大きくして!」 というより、 「もっとアピールして!」 という方が、アイデアが生まれる。 「文字を大きくして!」 は手段に過ぎない。 人の感性を安易に奪う言葉の選択から、自分以上のキラメキを得ることは出来ない。 校正だけで…
僕が行う企画会議は、出来るだけ狭く、余計な話ができ、お菓子なんかをポリポリ食べれるような環境を出来るだけ選択して行う。 ”襟を正さない状況” をあえてつくる。 メモ用紙にお菓子のカスや醤油の後が染みている事などしょっちゅう。メモ用紙代わりに包装…
僕が言っている『楽しさ』は仕事です。 仕事である以上『利益を得る』事を前提とするのは当たり前の話のハズです。 ルールやマナーやモラルがあって始めて『楽しい』のと同じです。 『仕事とは、顧客をつくり出すことである』 とドラッカーも言っています。 …
全てを『イベント化』する その先には”楽しさ”がある。 そう言っておきながら、大失敗をやらかした。 楽しさどころか、苦しさしか与えられなかった。 走りきったあとの満足感や、登りきったあとの達成感、そんなものも演出できなかった。 心の底から反省。 …
生産者の姿を見せ、こだわりや安心感を訴求する方法が一般化している。 今回の和食ダイニングのメニューではさらにその先を行き、 ”生産者に商品化する商品を食べてもらいその声を届ける” というある意味では非常に面倒な試みを行った。 生産者側と加工側の…
同じレシピがあったとしても、完成系のビジュアルを明確に示していたとしても、場所が変われば全く印象の違うモノが出来上がるコトが当たり前のように起こる。 例えばコレ↓ と、コレ↓ コレ↓ と、コレ↓ 観客論を抜いて物事を考えると、ガッカリする料理と出会…
まるで『王様と道化師』を見ているような意味深いコントラスト。 見事なまでに道化になりきれるコイツはヤバイ。 王様と道化師の話は、結構深くて役に立つ。 またいつか書きます。
「アンケートなんぞ書いても、どうせ聞き入れてもらえないから無駄」 なんて言い訳を使ってチャチャッと書くか、ほぼ白紙で提出してしまう人たちがいるが、本日頂戴したアンケートには正直クラッときた。 イタリアンダイニングのメニュー変更に関する社員&…
そう言えば、以前に何度か書いた 『ポケットにハンカチを入れてみよう』 という意味が理解できないという質問をとある人から頂戴した。 僕はその人に、 「ポケットにハンカチを入れてお店に出た?」 と聞き返した。 「入れてない」 という答え。 入れておけ…
販売促進、すなわちセールスプロモーションの手段は、大きく ①消費者に向けた取り組み ②中間、小売業者へのインセンティブ ③社内スタッフのスキル向上施策 3つに分けられて、現場で実践するのは①の 『消費者に向けた取り組み』 である事が多い。 【プル戦略…