販売促進、すなわちセールスプロモーションの手段は、大きく
①消費者に向けた取り組み
②中間、小売業者へのインセンティブ
③社内スタッフのスキル向上施策
３つに分けられて、現場で実践するのは①の
『消費者に向けた取り組み』
である事が多い。
【プル戦略】といって、潜在顧客に直接何らかのメッセージを届け、お店に来てもらう、買ってもらう戦略は、その言葉を知らなくても、それぞれが当たり前のように実践している。
だけれど、せっかく呼び込んだお客様に対して無関心なのはどうか？
呼び込むときは必死。
来たら素っ気無い。
釣った魚に餌を与えないっていう表現は好きじゃないが、まさにそんな状況が目に付く。
必死で呼び込んだのなら、
「来てくれてありがとう」
「選んでくれてありがとう」
を形で表さないと届かない。
加古川の焼肉業態の某店では、予約された全てのお客様に対して、手作りのメッセージカードで気持ちを届けている。
たったそれだけの事。
たったそれだけの事が出来るかできないかで全ては変わる。
『お出迎え』
は、「いらっしゃいませ！」と大きな声で言うだけではない。
色んな方法がある。
気持ちを届けよう。
