売上を上げるために行うハズの取組みが、お客様にとって迷惑であった場合、それはいったい何のためしている事なのだろうか?
例えばお客様アンケート。
顧客情報を集め、販促活動に役立てたり、満足度向上の参考にする。
まぁそれはいい(あまり好きじゃないけどね)。
そんな時、必ず姿を現すのが『回収率の亡者』だ。
カイシュウリツノモウジャ。
コイツは目的を忘れさせる。 あたかも努力しているかのような錯覚を生み、どんなお客様、どんな集まりであろうとお構いなしのオペレーションを発生させる。
そして、褒めら、称えられる。
カイシュウリツノモウジャ。
コイツに取り憑かれると、他にもいるたくさんの亡者にまで侵略される事になる。
それを防ぐ為の呪文、それが
「ソレハナンノタメ」だ。
油断すると表れる様々なモウジャ。
コイツ達は巧みに幻惑し、あたかも正しい空気を出す。
「それは何のため?」
危ないと思ったらノートに書き、叫び、深く深く考える。
回収率はただの指標。
ただの指標にだけ着目する事が、場の空気を読まないスタッフを育てる。
スタッフ全員に歩数計を付けさせ、
「歩数を一番稼いだヤツが一番仕事をしている奴なのだー!」
って言うのと何処が違う?
全ては繋がり、結果を生む。
見誤るな。