弘兼 憲史 著『黄昏流星群』
- 作者: 弘兼憲史
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1997/10/30
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
の【星のレストラン】という話の中に、
「世の中に料理人はゴマンといるが、本当に好きで望んで料理の道に入った者と、他にやることがないから何となく料理人になってしまった者の二種類がある。」
「しかし、それで生活をしている以上、世間はどちらも“プロ”と呼ぶ。同じプロでも前者と後者は全別モノだ。作る料理の“格”が違う。」
というセリフをときどき思い出し、ハッ!とする。
本当はもっと複雑で、”本当に好きで望んで○○の道に入った者”が、次第に惰性でこなすようになったり、
”他にやることがないからなんとなく○○になってしまった”けれど、本気で情熱注ぐようになったり。
”格”は、思っている以上に目に見える。
入口より、入った後の”今”という状態。
それで生活している以上プロなのだ。
”格”は目に見えるって事を知っているか?