『ある朝、グレーゴル・ザムザがなにか気がかりな夢から目をさますと、自分が寝床の中で一匹の巨大な虫に変わっているのを発見した。』
の書き出しで始まるのは、カフカの有名な作品『変身』だが、
- 作者: フランツ・カフカ,Franz Kafka,高橋義孝
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1952/07/28
- メディア: 文庫
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『ある朝、マッチョさんが首の激痛から目をさますと、自分が寝床の中で一本の巨大なマッチ棒になっているのを発見した。』
の書き出しで始めたいほどの首痛で始まったのは、僕だ。
とにかく下も、右も、左も向けず、前しか向けない状態。
ベットから起き上がることも出来ず、手探りで携帯電話を掴み、1階で寝ている妻に電話をし、
「俺の首を支えてくれッ!」
とプロポーズばりに懇願した。
歩くだけで激痛が走る。
救急車を呼ぼうか迷ったが、自力で運転して行き付けの接骨院に行った。
「いやぁ、背中の筋が凝り固まってますよ!そのせいで首にきてるンですよッ!パソコン禁止ですねーッ!」
早口の先生はそう言いながら治療してくれた。
治療のおかげで少しだけ可動領域が広がり無事出勤。
パソコン禁止なんて無理。
だから今も首を動かす事が出来ない。
『熱が出たりすると 気付くんだ 僕には体があるって事
鼻が詰まったりすると 解るんだ 今まで呼吸をしていた事…』
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首が痛かったりすると?