素晴らしいボンヤリ

　『「ひまわりの種に、ひまわりを目指しているんですか、って質問する？」』

あるキング

　僕がこの世に産まれ落ちた理由ってなんだろう？とボンヤリ考える事がある。

　自分の子供がとんでもない人物になったとしたら、僕はその子供が産まれる為に必要だったという事になる。

　すでに出会った、これから出会う、とんでもない人物に、何かしらの影響を与えた、与える、為に必要なのか。

　僕自身がとんでもないのか、どうでもいいのか、そんな事を考える事がある。

　この本は、そんなボンヤリを素晴らしい方法で書いてある一冊のボンヤリではないかと僕は思う。