ガーベラ

　『夢』

　という言葉が嫌いになったのは、あまりにも多くの、お金儲けの為の道具として使われている事に心底嫌気がさしたからで、

　僕は出来るだけ『志』や『希望』という表現に変える事で、『夢』という言葉を隠し続けてきた。

　けれど今日、

　ヘルメッツ

　というバンドの存在を知って、『夢』が嫌いじゃなくなった。

　
　プロを目指して唄い続けて来た彼は、キッチリと僕にその足跡をみせてくれ、どんどん進んでいこうとしている。

　彼が昔唄ってくれた歌の歌詞が頭をよぎる

　”…これだって思える　夢があるから　唄い続けるよ…”

　唄い続けてくれたから、あれから15年以上経った今、活躍を知ることが出来た。

　
　涙がでるよ。

　ちゃんと届いたから、夢を掴んで離れなくなるまで応援するよ。

　”…「頑張れッ！頑張れッ！」って呪文を唱えるように　水をあげましょう…”

　
　ヘルメッツ

ヘルメッツ