マッチョさんの剃刀

飲食店で働くすべての人が「この仕事を選んで良かった!」と心から思えるように。

オヤジ家族

 夏休みの企画として、東加古川のイタリアン業態で行う【パックメニュー】の試食を行った。

 テーマは『グループ予算の明確化』。

 以前からやりたかった事なのだが、グループ客対象のシェアリング方業態にとって、『グループ予算』を明確に伝える事は非常に大事で、その事が、お客様の(ふところ)安心感を生む。

 4人家族を想定して実食した。

 

 僕がお父さん、料理長のA元さんがお母さん、Y口さんがお兄ちゃん、F田氏が妹という40歳前後のオヤジ達にしては、かなりハードルの高い設定。

 「ハイ、ママ!パスタどーぞ!」

 「こら!こぼさないように食べなさい!」

 完全に家族になりきって試食する。 

 『実際に食べて満足を感じれるか?』というテーマでの試食ではあるが、『実際に家族として食べる』というなりきり度も重要なのだ。

 「もの足りない!」

 という事で、アレもコレもプラスしまくり、妹役の商品担当F田氏を悩ませた。

 

 「なんとかなりそうッス!」

 F田氏のメガネがキラリと光った。

 夏休みに、家族でお店にやってくるお客様。

 「お腹いっぱい食べれて良かったね!」

 「うん!」

 そんな光景を想像する。

 Fantasy mind。

 想像は創造を生む。


 


 

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