『人を幸福にするものは、どれだけたくさんのものを持っているかということではなく、手持ちのものをどんな風に楽しむかということである』(チャールズ・H・スポルジョン)
- 作者: チャールズ・ハッドンスポルジョン,野田良晴
- 出版社/メーカー: いのちのことば社
- 発売日: 2004/03
- メディア: 単行本
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メニュー変更実施から、昼の売上が倍以上に跳ね上がった。アフタードリンクの数も同じく倍以上になり、ホール側に洗浄機が無く、手洗い対応でのオペレーションに不都合が発生し始めているのでは?と思い、
「ホール側に洗浄機を設置する事を考えた方が…?」
という提案をしてみた。それを受けたT田店長は、
「いや、洗浄機だと、確かに早いですが、グラスに付着した洗剤の汚れ等を気にしなくなってしまう。今は一つづつ手洗いし、拭いてもいるので、いつもグラスはピカピカ。今のままでまだまだ対応出来るし、この状態を変えたくないんです。」
と。
オペレーションの軽減を考えた時、『失うもの』と『得るもの』を平均台に乗せる。平均台に乗せてバランスを見るのが『判断』。だけれどもっというなら、”平均台に乗せる”という事も判断だ。
チャールズ・H・スポルジョンの
『手持ちのものをどんな風に楽しむかということである』
という名言の意味を教えられた。
これからT田店長の事を、”チャールズT田”と呼ぼう!