会話が上手い人の語り口には、独特のリズムがある。
文章も同じで、グイグイ読ませる文章には独特のリズムがあるような気がする。
浅田次郎にはまってしまったのも、氏の文章が奏でる独特のリズムに僕自身が踊らされてしまったからに違いない。
ある武士が災いの神様である『貧乏神』『疫病神』『死神』に順番に取り憑かれて奮闘する話しがあまりにも面白く、笑え、泣ける。
一言でいうと『落語』。
是非とも 柳家小三治師匠 にこのまま一席ぶって欲しいと心の底から願っているが、その願いも叶わぬまま、2007年に 妻夫木聡 主演で映画化された。
妻夫木くんも良いけれど、小三治師匠、頼みます!
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