どんな機会でも、それをチャンスだと捉えると、これからを変える分岐点になる。
例えばケンカをして、「もう嫌や…」と思ったとして、それがその分岐点だとしたら?
叱責やののしりという感情のぶつけ合い。そこに隠れてしまった言葉の中に、ぼくが気づかないといけない本質が息を潜めている。
深い深い感情の雑木林を、傷だらけになりながら進み、ようやく現れた本質。
あるのは結局、「そう思わせてしまっていた」という自分ではない、相手の気持ち。
ここを通らなければ出逢わなかった。出逢うために通らなければいけなかった。
分岐点。
成長の機会、成長のチャンス、そして、それを得るためのリフレクション。
「感情の雑木林を、傷だらけになりながら進み」とは、「起こった事実をそのまま、相手やその背景に照準を当てて、自分の行動や役割を客観的に振り返る。」ということ。
【出来事】⇒【環境】⇒【自己】
それは、「良い」「悪い」の区別をするのではない。自分の中にある本質に気づき、その存在を認めることだ。
感情は、いつも邪魔をし、苦しめ、傷つける。
だけれど、そうなりながらも手に入れたものは、きっと愛おしい。