マッチョさんの剃刀

飲食店で働くすべての人が「この仕事を選んで良かった!」と心から思えるように。

現代

コイロのオムレツ

〔神は6日間で世界と動植物と人間を創造した〕と聖書の冒頭に書かれているが、僕は同じ日数で、新業態の立ち上げ研修を行い、そこで、数名のスタッフに、コンロを使った料理を教えた。 「お客さんに出す卵だと勿体ないから」と、スーパーで特売だった卵を買…

あの日の自分にありがとう。

久方ぶりに現場の最前線で、みんなと同じように働き、直接お客さんと対峙する環境に身を置いて、改めて、しみじみと、 「飲食業って、いいなー」 と、感じる日々をリアルに過ごしている。 今、僕が入店しているお店が特にそうで、コの字型のキッチンを囲む客…

アホの皮

先週も、その前も、たくさんの失敗を、目の当たりにしたり、自分でやらかしたり。 その度に、「アホか!」よりも、都度一回だけ多くの「でも、失敗できて良かったやん!」を、失敗した本人や、自分に言い続けた。 失敗は、行動の証で、「やったこと」ではな…

byハドソン

掲げることの大切さを、桃太郎の仲間にサルが加入した経緯(何の話や…キジの話しをまた書こう)として、以前、このブログでも書いた。 macchosan.hatenadiary.org チャレンジは、掲げることから始まる。 掲げないとチャレンジできない。 そして、チャレンジ…

それは「もっていました。」ってこと。

「思っていました。」は、何の役にも立たない。 「思っていました。」は、もの事を進ませない。 似たようなことは、ここでも書いた。 macchosan.hatenadiary.org 先週も、その前も、何度も何度も、たくさんの「思っていました。」と対峙し、その度に、「ほら…

ザイオンス効果

やぎさんゆうびん -まどみちおー しろやぎさんからおてがみついた くろやぎさんたらよまずにたべた しかたがないのでおてがみかいた さっきのおてがみごようじなあに くろやぎさんからおてがみついた しろやぎさんたらよまずにたべた しかたがないのでおて…

今のところ

今が不満だらけだとしたら、それは、過去のどこかで、やり方や、捉え方、考え方のせいで、自分が選択を間違えた証拠。 今は、【過去の答えの場所】でしかない。 過去の自分がした選択が、今の不満を招いている。 それが分かったなら、その選択しなければいい…

1/10,000

中学1年生の時に転校した僕が、クラスのみんなからもらった寄せ書き。 1年足らずの短い期間に受け持ってくれた、通りすがりのような僕に、担任の吉岡先生が書いてくれた「あなたにしかできないことを見つけ進んでいってほしい」が、あれから30年以上経った今…

カチアゲ

社内SNSのコメントに、【いつも現れてくれる人】。 自分が発信したものに、誰かがコメントを書いてくれた時の、あの「ちゃんと届いているんだ」という嬉しさを、【いつも現れてくれる人】は、自分だけのものにしない人。 「自分が嬉しいと思うことだから。」…

スポットライトの一番端で

一位が決まったということは、自分たちがそうではないと決まったということで、決して争っている訳ではないのだけれど、やはりそれは、悔しい気持ちが渦巻く瞬間であるのは、誰にでも分かることだと思う。 あの瞬間、僕の目に飛び込んできたのは、最優秀賞を…

もうこりた

自分の価値を上げるには、相手を認めることだ。 相手のことを認めると、相手の価値は上がる。 「君がいたから」 が、言えるかどうか。 「君のおかげで」 と、思えるかどうか。 伝教大師最澄の「忘己利他《もうこりた》」(自分の利益よりの他人の利益を優先…

サル

体中が痛い。 長い間、眠っていたような気がする。 ゆっくりと目を開けると、若者とイヌが、心配そうに、ぼくの顔を覗いていた。 「心配したよ。目が覚めたんだね、良かった。」 若者はそう言うと、ぼくの側に、水の入った竹筒を置いてくれた。 彼らのことは…

イヌ

桃のマークが付いた鉢巻をして、〔日本一〕と書いたのぼりを背負い、胸を張って歩いてくる、クレージーな若者とすれ違った。 「なんちゅう格好で歩いとんねん・・・」 と、驚いたものの、なんとなく興味を持ってしまい、コッソリと後を追いかけた。 クレージ…

言葉と時間のプレゼント

「言葉が少ない」と思う。 「言葉が足りない」と感じる。 あの時、言ってさえいれば、こんなにややこしくなっていなかったようなことが、あちこちで巻き起こっている。 言葉を待っている人がいる。 ずいぶん経ってから、「ぼくもそう思っていました。」と簡…

どんな時でもEnjoy it!

「美味しく食べれんのなら、食べなくてもいいわッ!」 もたもたと食事をする小学生の子どもに、嫁さんは言う。 我が家には3人の子どもがいるが、全員これを言われて育った。 高校生と中学生の二人は、もうそれを分かっているので、「美味しく食べれん」態度…

「在りよう」の学び

あたり前の顔をして、キレッキレの動きで交通整理するおじさん。 食べる前の「いただきます」、食べた後の「ごちそうさま」。 コンビニでお金を払い、当たり前の笑顔で「ありがとう!」というお客さん。 出かける時の「行ってきます」、帰って来て「ただいま…

Reflectionという分岐器

どんな機会でも、それをチャンスだと捉えると、これからを変える分岐点になる。 例えばケンカをして、「もう嫌や…」と思ったとして、それがその分岐点だとしたら? 叱責やののしりという感情のぶつけ合い。そこに隠れてしまった言葉の中に、ぼくが気づかない…

ブギろうぜ!

「ヒロトがユニット組んだよ!」と知人が教えてくれた。 もしぼくが、クロマニヨンズのファンだと公言していなかったら、甲本ヒロトが内田勘太郎と【ブギ連】というユニットを組んだことを知らなかたし、今日発売のアルバムを買うこともなかった。たぶん。 …

今のそれが、繋がっているとしたら。

今から7年前に、「【伝える】より【届ける】の方が良い」というようなことを書いた。 ⇓ macchosan.hatenadiary.org 【伝える】に違和感を抱いたのは、何かを話すたびに何度も「伝わってますか?」と確認するセミナー講師の口癖にイライラしたのがきっかけだ…

聞こえてほしいあなたにも

「演歌がえーわ!美空ひばり最高!」と、うっとり顔でいつもカセットデッキで演歌を聴いていたオカン。 ぼくの聴く音楽には、「そんなやかましい歌、何がえーねん!」といつも文句を言っていた。 ある日、ぼくが台所に入っていくと、オカンに声をかけられた…

「すぐやる!」のすぐ隣りに

「すぐやる!」は、関心に最短で反応する行動で、素直さの表れだ。 だけれど、どういう訳か、「すぐやる!」の「やってみて」にくっついている「どうだった?」は、ポンッと切り離されて、「やってみた」ことの達成感に踏みつぶされる。 気が付けば、あちこ…

AnswerよりResponseさ

ついつい【答え】を求めてしまう。 【答え】は早ければ早いほど安心するし、自分が望んでいるものであればあるほど嬉しい。 なので、【答え】がなかなか返ってこない、自分の望んでいるものではない、ような状況の場合、もの凄くストレスが溜まる。 いつもイ…

Message in a Bottle

亡くなった奥さんに宛てた手紙の入った瓶を海に流し、時が経ち、それを海岸で偶然見つけた女性が、手紙を書いた男性に興味を持ち、巡り会い、やがて恋に落ちる…(ような話だった気がする)ケビン・コスナー主演の映画がある。 このブログを最後に書いたのが2…

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