マッチョさんの剃刀

飲食店で働くすべての人が「この仕事を選んで良かった!」と心から思えるように。

未来の当たり前の種

 大日本印刷の、東京2020の広告が妙に心に刺さる。

 

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 この広告を見るだけで、イノベーションとは何か?を学ぶことが出来る。

 

 

 

 アテネ1896オリンピック。

 

 

 当時、100mのスタートには「正解」がなかった。

 

 

 陸上男子100mのスタート時のこの広告の写真を見ると、いろいろなスタイルがある。かがんでいる選手。2本の棒を支えにしている選手… そしてひとりだけ、かがんでスタートしている選手。

 

 

 みんながみんな、勝利のために創意工夫を凝らしていた。

 

 

 勝ったのは、両手をつき「クラウチングスタート」を見せた選手。

 

 

 立ったままスタートするのが普通だったスプリント競技で、周りの目を気にすることなくクラウチングスタートを行い、見事に優勝し、「未来のあたりまえ」をつくった。

 

 

 

 最初は奇異に見えることがある。

 

 

 正しいと認識されるまで馬鹿にされ、邪魔をされたり呆れられたり。でも、信じて続け、その正しさを立証し、賛同と共感を得ることで、新たな常識に変わり、当たり前になって行く。

 

 

 イノベーションは価値の創造。

 

 

 もしかすると、クラウチングスタートでさえ、ひっくり返るような未来を見ている人がいるかもしれない。

 

 

 僕たちの業界にも、それは起こるし起こせる。

 

 

 目の前の当たり前を、一度、ひっくり返してみないか?

 

 

 まだ見ぬ未来の当たり前の種は、きっとお店のアチコチで息を潜め、当たり前に囚われた僕たちを見つめている。

 

 

 さぁ、ひっくり返してみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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