失敗をミスだと思ったり、ミスを失敗だと認識したり、解釈が人によってあやふやなので、ミス失敗定義付けマン(男なのか女なのかややこしい)として、ここは僕がバシッと定義付けしておく(勝手に)。
失敗は、成功の途中にあって、成功の確率を上げる取り組みだ。言うならば〔判断〕の問題。
宝物がこの先にあると信じて、それに向かって進む人たちがいるとする。
彼らは枝分かれだらけの道を進んでいる。「また枝分かれだ。右か左か?よし!右に進んでみよう。あらら、右が行き止まりだ。そうか、左に行けばいいんだな。」… この判断によって、宝物を手にする確率は上がった。
これが失敗。
一方ミスは、「おい!お前、地図持ってたよな?この道は右か左かどっち?」「すいません!さっき、焚火をした時に、燃やしてしまいました!」… 不注意によって起こる迷惑。
これがミス。
失敗は、やろうとしていることが間違っている。〔判断〕
ミスは、やると決まっていることを間違える。〔不注意〕
ミスを続ければ評価を下げるが、失敗は成功の可能性を上げる。
ミスが続くと物語は終わるが、失敗が続くと物語は広がる。
そういうことだ。
そうと決まったなら、今日も失敗をしにいこう。
物語を、広げよう。