2024年が始まり、【目標】という言葉を耳にする機会が増えた。
僕の周りには、目標を渾身の一撃化して年初にブチかましておき、その一発で一年を乗り切ろうとする人や、建築物のように立て、入口をつくるのを忘れてしまうような人が結構いる。自覚は無いっぽいけれど。
目標はブチかますものでも、ブチたてるものでもない。
目標なんてもっと手軽。
「お腹が減ったから、コンビニに行って豚まんを買う」みたいなもの。
”お腹が減った”という今を、”コンビニに行って豚まんを買う”という行動で変える。
そう、目標の意味は『今を変えること』だ。
”今”の自分が、”今”よりよくなるために設けるもの、それが目標。
「ようやく見つけたコンビニに到着したけれど、お腹減ってたのがどっかに行ってしまった」
みたいなことって、ある。
そんな時は変えればいい。
「せっかく来たから、なんか美味しいスイーツでも食べよっと」
これが普通。これが目標を変えるということ。
今の自分なんて、どんどん過去になっていく。自分が少しでも変わるたびに目標は変えていかないと、見失ったり見落としたり通り過ぎたりしてしまう。
ただし、前提条件として、「やってみて」(行動)は必須。コンビニを探してそこに出かけるっていう行動が…
とにもかくにも目標は、『今を変えるため』にある。
設けたそれを見ることで「ハッ」とする。「ハッ」として今の自分の心持ちを問い、考え方を見直し、行動を変える。
「ハッ」としなくなったなら、見失ったり見落としたり通り過ぎたりしてしまっている証拠なので、変えてしまう。自分が変化しているのだから、目標も変化していい。
目標は、自分が成長するためのツール。
成長に合わせてどんどん再設定して磨き上げる方がいい。
変化したら、変化する度に言葉にして、たくさんの人に言いまくろう。
言いまくると、誰かが「ハッ」とさせてくれる。
そっちの方が抜かりが無い。
ハッとして!Goalだ。