『成功した社長の80%は日記を付けている。』
こういう話を耳にした時、
「日記を付ければ成功する」
とストレートに判断してしまう脳をお持ちの方に、マーケティングを任せない方がよい。
こういう直感だけの判断を”代表性”という。
日記を付ける為の時間術や日々を振り返る事の大切さを見抜けない。
「この商品は売れる!」
と思っている。 友達も「売れそう!」と言った。
「みんな同じことを感じている!」
と勘違いをする方にもマーケティングを任せない方がよい。
こういうごくわずかな周りの意見が世の中の意見だと思う事を”利用可能性”という。
有名な経営者の経営論、有名な先生が書いたハウトゥー本だから、
「そのノウハウは正しい!」
と思い込む方にもマーケティングを任せない方がよい。
名声とスキルは決して比例しない。そういう思い込みを”アンカー効果”という。
マーケティングだけではない。
日常の会話、行動、企画書や提案書、ありとあらゆる場面で『代表性』『利用可能性』『アンカー効果』というロジックにでくわす。
その度にタメ息が出る。
”みんな”を考える時、必ずその”みんな”の中に自分がいる事を忘れてはいけない。
ありとあらゆる情報を、”自分が”集める事で、必ず主体は自分になる。
逃げるな。