アニマルプラネットで、ライオンの親が子どもに食事を与え、自分は飢えて痩せ細っていく映像を見てハッとした。
子を思う親の愛情物語に、ではない。
ライオンは、そうすることで、後世に自分の遺伝子を残すことが出来る。
自分の遺伝子を残すという利己と、子を飢えさせないという利他。
行動レベルの利他は、遺伝子レベルでは利己になる。
親ライオンが子に食事を与えないで飢えさせれば、後世に遺伝子を残すことは出来ない。
利他とは利己だ。
置き換えてみるといい。
責任者が親なら子は誰か?
管理者が親なら?…
種の終焉は、子を飢えさせるような親を生む世界がつくる。
自分の会社に、自分のお店に、自分の家族に、自分の仲間に、自分に、置き換えないとけない。
利己的に、もっともっと利己的に、次世代への投資をしていこう。
利他は利己だ。