ランチとディナーの合間にも、目的の店はある。
胃袋を休ませている暇は無い。
今回のグランドメニュー変更で、自家製タルトを10種類程度導入したいと思っている。
A氏は何でも「いいですね〜ッ!」という人だが、今回企画したラフ案には「う〜ん…」と厳しい表情でうなり続けている。
が、今回の視察で僕が思い描いている事の片鱗が見えたのか、いつもの口調で「もっとこうしましょう!」と自分でハードルを上げまくっている。
タルト専門店だけあって、そのクオリティーはとんでもなく高い。
あまりにもタルトの切断面が美しいので店内をウロウロしまくり、スタッフに切り方まで教えてもらった。
Y氏に、
「カットするところの撮影して!」
とお願いしたのにも関わらず、彼はなぜかスタッフのスマイルを撮影していた。
タルトのアイデアが100を超えた所で店を出た。
あまりにも苦しいので周辺を散歩。
千代の富士の手形を発見!A氏は『手を触れないで下さい』の注意書きを無視して、
「千代の富士の手って、意外と小さいッ!」
その手できっと素晴らしい料理を是非作って頂きたい。
願う。