親兄弟その子供たち合わせた12人の団体で、定期的に集合し、自分が企画担当したお店に食事に行く。
姫路にある和食ダイニング。
子供の誕生会をかねた予約。
お店側は、お客様の利用動機を知る必要がある。知る事で、「それならば!」とその使い方を増やす努力をする。
『どういった理由でこのお店に食事に来られた(来られる)のか?』
それを知る事もしないで、団体客の予約を『宴会』という大きい括りだけで分類し、『宴会』獲得を目指すのはナンセンスだ。
で、
利用動機を明確に知ったお店の店長は、
「サプライズでバースデーケーキを用意していますが、いつお持ちしましょ?」
というサプライズの定義を大きく覆す質問をして去っていった。
数分後、部屋の照明が消え、バースデーソングを歌いながら店長がやって来た。歩く速度が速すぎて、バースデーケーキのロウソクの火が全部消え、部屋が完璧に真っ黒になるという演出を加えながら。
そんな綱渡りのようなギリギリの演出も、家族は大喜び。
来店されるお客様の利用動機を知る事で、店側が出来る事は山ほどある。
ある。