神様はいつも、大切なことを自分の周りに巻き散らしてくれている。
形として見せたり、文字にしたり、音楽や言葉、絵画や人の口を使ったり、風や太陽や夜空や星や、当たり前にある自然の中に紛れ込ませたり、ありとあらゆる方法で、巻き散らしてくれている。
それに気づかず、2万回目のメッセージである『りんごが木からポトッと落ちるシーン』を見て、ニュートンは「これや!これやがなッ!万有引力ってあるねんッ!」と大騒ぎした話が逸話として残っているけれど、神様からすれば、「おい、お前のそのリンゴ、2万回目のポトッやぞ!しこもその前にミカン落としたし。」って言いたいくらいだろう。
しかも神様は、ニュートンの前にだけリンゴを落としたのではない。
田吾作や、ゴードンやハリーや次郎やポチの前にも同じようなメッセージを届けてくれているから凄い。
ニュートンはもたもたしながら、もっともたもたしている連中から抜け出し、神様からのメッセージを受け取った。
この世はそういう仕組みだと思った方がいい。
気が付くか、気が付かないか。
たったそれだけのこと。
こうやって書いたことも、誰かに気づいてもらえるように、神様が僕に書かせたんだろう。
いや、「お前が気付けよ!」ということかもしれない。
目の前の人やモノや自然や出来事は、何かを伝えようとしてくれている。
そう疑ってかかった方がいい。いい意味で。