マッチョさんの剃刀

飲食店で働くすべての人が「この仕事を選んで良かった!」と心から思えるように。

いつでもお前、21歳にしてやるよ。

 仕事や立場が変わっても、人や、場所によっては、僕はまだ【マッチョさん】と呼ばれている。

 

 

 【マッチョさん】については、随分前にここでも書いた。

 

 

macchosan.hatenadiary.org

 

 

 【マッチョさん】は、いつでも僕を、飲食業界と出会った日に戻してくれる。

 

 

 真っ赤なパンツを履いて、お客さんの肩を抱き、ゲラゲラ笑って戻ってきて、「今の見た?ウケたやろ?」と嬉しそうに言う、当時のお店の社長。

 

 

 今はもう、一部上場の、世界規模で活躍する経営者となった赤パンツのあの人の姿は、そのまま僕の手本となり、僕の全ての判断基準である「楽しいかどうか?」の礎を築き、この業界で生きて行く決意となった。

 

 

 

 それは、甲本ヒロトにとっての、マンフレッド・マン【Do Wah Diddy Diddy】。

 

 

 神田伯山にとっての、立川談志【らくだ】。

 

 

 

 スケールは恥ずかしいほど違うが、それらの逸話と同じように、目に見えない弾丸が、心につき刺さるような衝撃を、あの時、僕は感じた。

 

 

 

 「マッチョさん!」

 

 

 は、飲食業界で働くことの喜びを、いつも思い起こさせてくれる。

 

 

 仕事や立場が変わっても、いつでも、21歳になれる。

 

 

 あだ名って、ありがたい。

 

 

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