マッチョさんの剃刀

飲食店で働くすべての人が「この仕事を選んで良かった!」と心から思えるように。

2020-01-01から1年間の記事一覧

美しい姿

共感は、求める事ではないと、炙り出しの文字が浮かび上がる感じで、気付いた。 求めるのは、同意や賛同や同調。 共感型なんて言うのは、そもそも、求めない事を前提とした行動を指す。 どういう事なのかを書くと、怪しい団体に洗脳されたみたいになってしま…

生きるということ

ミヒャエル・エンデが書いた『モモ』という童話がある。 ある日、〔時間貯蓄銀行〕から【灰色の男たち】が街にやってきて、 「時間を貯めれば命が倍になるんやで!」 と吹聴し、街中の人々は、時間を節約するためにせかせかと生活するようになり、要らないと…

目線と言葉

苦しそうな顔で、僕の前を走り抜けようとする子どもに、 「頑張れッ!」 と、声をかけると、グンッとスピードが上がるような事や、自分自身も、誰かの「頑張れッ!」の声で救われたような事が幾度もある。 もう十分に頑張っている人、頑張る場所がない人、苦…

赤いパンツのお調子者

比叡山金剛峰寺の奥の院でお経を上げる僧侶たちをみて、 「仏教って凄い…」 と、僕の嫁さんは言った。 スタンディングで、150人が目一杯のライブハウスに初めて娘を連れて行った日、ライブ終わりのホールの真ん中で、 「音楽って凄い…」 と、娘は言った。 衝…

STAY DREAM

その昔、訳あって、1年間ほど飲食業界から離れたことがある。 「お客さんに、会いたくない。」 が、原因だった。 お客さんの前から逃げ出した1年間。 2ヵ月も経たない間に、表情が無くなった(らしい)。 飲食業を離れて10ヶ月が経った時、家族で行った焼き…

出たがりの言葉

アドバイスを受ける事は、自分で考える事と別ではない。 アドバイスは、自分で考える為の材料で、それを受ける事は、恥ずかしい事や、勝ち負けなんてものではない。 言葉を、外に出す。 待つのは、外に出してから。 その自問自答を、外に出すだけで、自分の…

選んだあとで

歩くそばから、来た道は消えてなくなり、行く先は、枝分かれだらけ。 誰にでもゴールがあって、何度でも、また別のゴールに向かうことが出来る。 眠っている間に見る夢のような、ふんわりとした世界を思い浮かべるが、僕たちは、今、そんな場所にいる。 つい…

老子曰く

マイナスな人に、「勇気をもって、現状に満足せず、変化し続ける」を求めてはいけない。 僕がそうだった。 プラスの言葉を浴びせられ続けるのが、苦しくて仕方なかった。 マイナスにプラスを掛け続けると、マイナスがどんどん膨らんでいく。 そんな感じで、…

コイロのオムレツ

〔神は6日間で世界と動植物と人間を創造した〕と聖書の冒頭に書かれているが、僕は同じ日数で、新業態の立ち上げ研修を行い、そこで、数名のスタッフに、コンロを使った料理を教えた。 「お客さんに出す卵だと勿体ないから」と、スーパーで特売だった卵を買…

あの日の自分にありがとう。

久方ぶりに現場の最前線で、みんなと同じように働き、直接お客さんと対峙する環境に身を置いて、改めて、しみじみと、 「飲食業って、いいなー」 と、感じる日々をリアルに過ごしている。 今、僕が入店しているお店が特にそうで、コの字型のキッチンを囲む客…

アホの皮

先週も、その前も、たくさんの失敗を、目の当たりにしたり、自分でやらかしたり。 その度に、「アホか!」よりも、都度一回だけ多くの「でも、失敗できて良かったやん!」を、失敗した本人や、自分に言い続けた。 失敗は、行動の証で、「やったこと」ではな…

byハドソン

掲げることの大切さを、桃太郎の仲間にサルが加入した経緯(何の話や…キジの話しをまた書こう)として、以前、このブログでも書いた。 macchosan.hatenadiary.org チャレンジは、掲げることから始まる。 掲げないとチャレンジできない。 そして、チャレンジ…

それは「もっていました。」ってこと。

「思っていました。」は、何の役にも立たない。 「思っていました。」は、もの事を進ませない。 似たようなことは、ここでも書いた。 macchosan.hatenadiary.org 先週も、その前も、何度も何度も、たくさんの「思っていました。」と対峙し、その度に、「ほら…

ザイオンス効果

やぎさんゆうびん -まどみちおー しろやぎさんからおてがみついた くろやぎさんたらよまずにたべた しかたがないのでおてがみかいた さっきのおてがみごようじなあに くろやぎさんからおてがみついた しろやぎさんたらよまずにたべた しかたがないのでおて…

今のところ

今が不満だらけだとしたら、それは、過去のどこかで、やり方や、捉え方、考え方のせいで、自分が選択を間違えた証拠。 今は、【過去の答えの場所】でしかない。 過去の自分がした選択が、今の不満を招いている。 それが分かったなら、その選択しなければいい…

1/10,000

中学1年生の時に転校した僕が、クラスのみんなからもらった寄せ書き。 1年足らずの短い期間に受け持ってくれた、通りすがりのような僕に、担任の吉岡先生が書いてくれた「あなたにしかできないことを見つけ進んでいってほしい」が、あれから30年以上経った今…

カチアゲ

社内SNSのコメントに、【いつも現れてくれる人】。 自分が発信したものに、誰かがコメントを書いてくれた時の、あの「ちゃんと届いているんだ」という嬉しさを、【いつも現れてくれる人】は、自分だけのものにしない人。 「自分が嬉しいと思うことだから。」…

スポットライトの一番端で

一位が決まったということは、自分たちがそうではないと決まったということで、決して争っている訳ではないのだけれど、やはりそれは、悔しい気持ちが渦巻く瞬間であるのは、誰にでも分かることだと思う。 あの瞬間、僕の目に飛び込んできたのは、最優秀賞を…

もうこりた

自分の価値を上げるには、相手を認めることだ。 相手のことを認めると、相手の価値は上がる。 「君がいたから」 が、言えるかどうか。 「君のおかげで」 と、思えるかどうか。 伝教大師最澄の「忘己利他《もうこりた》」(自分の利益よりの他人の利益を優先…

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