マッチョさんの剃刀

飲食店で働くすべての人が「この仕事を選んで良かった!」と心から思えるように。

「やろうと思っています!」

「やろうと思っています!」 は、前向きなように聞こえるが、中身はない。 「「やろう!」「やろう!」と毎日思っているだけですけどね。へへへッ…」と何も変わらない。 想像で翼を広げ過ぎて、疲れてしまうのかな? 鳥だって、空に向かう時はジャンプする。…

うまく、できた。

良かれと思ってやると、不思議と相手にとって迷惑な結果を生む。 「喜ぶと思ってやったのに!」 と、その相手に対してや、周りに対してついつい言いがちだが、その思考自体が相手に対して『良かれ』ではない。 「良かれと思って」は、相手のことを思って行動…

旅はまだ、始まったばかり。

「なりたい」はかっこいい。 macchosan.hatenadiary.org と先週書いておいて何だけれど、実は『なりたい』の前に『したい』がある。 「イチイチ書かなくても…」と思っていたかれど、『なりたい』で迷走している人や、この先に目指すべきポジションの不明確さ…

「なりたい」はかっこいい。

「何になりたい?」 子どもの頃にはよく聞かれていたのに。 「何になりたい?」 最後に聞かれたのは、いつだっただろう? 「何になりたい?」 自分自身に聞いて欲しい。 「なりたい」より「ありたい」を大切にしたい… なんて言い訳で思考を止めないで、自分…

パラレルワールド

「30年、いや、20年、いやいや、10年前でもいいから、過去に戻ってやり直したい…」 そんなことを思い続ける人生だった。別に、そこまで悪い人生ではなかったように思う。だけれど、ふいにそういう感情に襲われる時があった。 今もそう思っている。何歳の自分…

うんちく

便秘は、腸内にうんこが長期間溜まった状態で、腸内細菌に悪い影響を与える。 まず、腸内のうんこがエサになって悪玉菌が増殖する。それが発ガン物質やおならの元となるガスを発生させる。だから便秘の時のうんこはとても臭い。 便秘が続くと、有害物質はど…

言葉は相手に伝えるために

『辞は達するのみ』 という言葉がある。 なんやかんやがあって、小学2年生に、「それは『辞は達するのみ』やな!」なんて言って去っていく人がいたとしたら、どう思うだろうか? なんやかんやがあって、アメリカ人に、「それは『辞は達するのみ』やな!」な…

矛盾も出会い

小学2年生の夏休みに、母親の実家へお墓参りに来たついでに、河川敷でやってる夏祭りに行くことになり、母親と姉と僕の3人で土手沿いの細い道を歩いていた。 祭りばやしの音が大きくなってきた時、向こう側から歩いて来た見た目1000%ヤンキーの若者2人とすれ…

妄想を現実化する方法

シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』に、ロミオが庭にいるとも知らず、夜のバルコニーでジュリエットが愛を語り、それを聞いたロミオが思わず呼びかけてしまうシーンがある。 ジュリエット:ロミオ、ロミオ、ロミオ… なんであんたはロミオなんよ、もう…

役目という目

オスカー・ワイルドの童話に、ある街の、高い塔の上に立っている〔幸福の王子〕と呼ばれる銅像が、街を眺めてかわいそうなことが起きているのを知り、涙を流す話がある。 そばにいたのが暖かいエジプトに行く途中のツバメで、王子の目となっている宝石や体を…

自分本位、バンザイ!

人やお店や会社のためと言いながら、結局は全部自分のためにやっている。 誰かに喜んでもらうことで、自分を幸せな気持ちでいっぱいにしたいし、誰かを助けることで、「自分は誰かの役に立っている」という気持ちでいっぱいにしたい。 結局、僕は、全部自分…

昭和のプロレス的世界

僕たちは価値観がグルンッ!と変わる(変わった)瞬間にいる。 明治維新も、多くの人はグルンッ!と変わる瞬間なんて気づかずに、「なんか知らんけどせわしないな…」くらいの感覚で生きていてた。 変革のタイミングは、いつも無理やり。 まさに今がその瞬間…

タイム風呂敷

ミーティングの中には、「ブレスト(ブレインストーミング)」と呼ばれる参加者のアイデアを「引き出す」ための集まりがある。 「ブレスト」なんて言わないでも、「〇〇〇ミーティング」なんてタイトルが付いていたら、それはきっと、〇〇〇について話し合い…

未来の当たり前の種

大日本印刷の、東京2020の広告が妙に心に刺さる。 この広告を見るだけで、イノベーションとは何か?を学ぶことが出来る。 アテネ1896オリンピック。 当時、100mのスタートには「正解」がなかった。 陸上男子100mのスタート時のこの広告の写真を見ると、いろ…

一回は一塊(いっかい)

こんな話しが残っている。 「なんまいだー、なんまいだー、なんまいだー…(あれ?この続き何やったっけ?…アカン、全然思い出せんわ…)」 お経を度忘れしたお坊さんは、なんとか「なんまいだー」でしのいでいたが、120まいだー辺りで、「なんまいだー」の限…

モチベーションとやる気とオムレツ。

『モチベーション』と『やる気』。 この2つの言葉は、本来全く別のもので、混同して使っている人があまりにも多い。正解は必ずしも過半数ではないことがよく分かる。 先日もある場所で、「モチベーションじゃなくて、やる気の話しです…」というような説明を…

出逢いという名の『点』

僕の奥さんと、3人の娘たちがお世話になっている美容師は、僕が店長時代のアルバイトスタッフだ。 ひょんな繋がりから、もう何年も我が家の女性陣の髪を整え続け、それぞれが個人的にやり取りをし、仕事やファッション、恋や部活の相談などをするような関係…

その前にミカン落としたし。

神様はいつも、大切なことを自分の周りに巻き散らしてくれている。 形として見せたり、文字にしたり、音楽や言葉、絵画や人の口を使ったり、風や太陽や夜空や星や、当たり前にある自然の中に紛れ込ませたり、ありとあらゆる方法で、巻き散らしてくれている。…

知らないうちに。

「知らないうちに知ってくれている。」 そんな人を、人は好きになる。 当の本人に、当の本人の事を質問しまくった結果、 「知らんかったんかい…」 という否認の気持ちを、当の本人に植え付ける。 質問している自分は、相手のそんな気持ちなんて素知らぬ顔で…

心の中はもっと自由。

固定観念を調べると、〔先入観〕〔思い込み〕〔決めつけ〕〔偏見〕〔囚われ〕〔執着〕など、口喧嘩でそれがあるなんて言われると、ショックで凹んで寝込むぐらいロクでもない言葉のオンパレード。 なので、自分はそうではないよ!なんて顔をしながら、多くの…

【ホメオスタシス】に嫌がらせ

人は、いつも通りを求める。 だから、何か新しいことを始めても、勝手に心に住みついている坊主のおっさんが「もういいやん、やめても問題ないって!」と甘言してくるので、三日程度で心が折れて、諦めてしまう。 そんな坊主のおっさんには【ホメオスタシス…

やたらめったらな感嘆符

〔価値を認める〕がどうも勘違いされているように感じる。 何かの一つ覚えみたいに、何でもかんでも褒めときゃいいみたいな空気感や、当然のことを「当然じゃないよ」なんて言うことで喜びを感じ、「着眼点が違う俺って最高!」なんていうような快楽を味わっ…

じょじょじょじょーんッ!

「人と人との付き合い方で、大事なことの一つが〔恕の心〕を持つことです。」 僕はこれを目にして、「そうか、怒りの心は大切なんやな…ふむふむ。」なんてひとりごちていたが違った。 【恕(じょ)】と読む。【怒(ど)】ではない。アホだろ? ちなみに同じ…

道に首がある理由

頭と体を繋ぐ、とても大事な絆の部分、首。 その人が、どういう人であるかは、見る人が見れば、すぐに分かる。 花で言うと茎。 木で言えば幹。 それらがグニャっていれば、葉っぱは垂れ、思ってもみない方向に向かって花をつける事になる。 猫背で胸を張らず…

心地いい次第

「ほら!バチが当たったんや!」 頭をぶつけたりすると、オカンは必ず僕に言った。 「悪い行いをすると、必ずそれが自分に返って来る」というような事を幼い頃から言われ続けていたおかげなのかどうか、反社などには所属せず、明るい日差しの下で生活する事…

【欲張る】は良いこと。

【欲張る】と聞いて、良いイメージを持つ人は少ない。 多くの人が、子どもの頃から【欲張る】と怒られていた。 僕もそうだった。 だから僕も同じように、オモチャやお菓子を必要以上に欲しがる子どもに、幾度となく「欲張ってはいけない!」と注意してきた。…

真説〔裸の王様〕

むかしむかしあるところに、新しい洋服が大好きだと民衆に思わせているつもりの王様がいました。 王様は洋服を仕立てても、すぐにまた新しい洋服を仕立てるという毎日を送っていました。 そうすることで、街の経済が活性化するからです。 民衆もそれを分かっ…

2021年ってどんな感じ?

一年の終わりに、「今年一年を漢字一文字で表すなら?」なんてやるなら、 「今年一年をどんな年にしたい?漢字一文字で表そう!」 っていう目標設定を年始にするべきだと、日本漢字能力検定協会に言いたい。 ごちゃごちゃややこしい目標設定をするよりも、漢…

そういうものがたりをすきです。

埋もれさせたくない事はたくさんある。 テーブルの遺影に気づいたスタッフが、「お祖母様の分も」とお茶を提供したようなエピソードが共有される意味合いは、とても大きい。 共有とは、複数の人が一つのものを自分のものとして共同で所有することで、それは…

一隅(いちぐう)を照らしたりして

クリスマスが近づくと、僕は、 「デモッソ・ノッ・トッ・シーノ」というフレーズを思い出し、毎年のように「そうだ、そうだ」と独りごちる年末を何年も過ごしている。 このフレーズは、2008年に発売された糸井重里さんの著書〔小さいことば〕シリーズの第二…

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